大塚食品

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社員インタビュー

まだまだこれから。
伸びしろが大きな市場を
世界規模に育てていくやりがい。
部署:新規事業企画部
入社時期:2012年(新卒)
好きな大塚食品の製品:ゼロミート、ボンカレー
趣味・特技:映画鑑賞、子育て

入社の決め手を教えてください

学生時代の夢は医薬品の開発者。病気に苦しむ方々を救い、力づけ、手を差し伸べたいと思っていました。ただ卒業をひかえて将来に思いを馳せるにつれ、病を治す以前に病気にかからないためには何をしたらよいかを考えるようになりました。

そこで思い浮かんだのが毎日の食事です。何を食べるか、何をどう食べるかという提案を通じて「健康な生活」を実現したいという想いが強くなり、食品メーカーを受けることにしました。

その中でも、ボンカレーなど“これまでになかったもの”を生み出すパイオニアとして、圧倒的な企業力と開発力があった大塚食品なら、新ジャンルの製品を自分の手で生み出すことができると考えて入社を決めました。

これまでのキャリアと
現在の仕事内容を教えてください

入社してまずは、徳島食品研究所(現、レトルト技術室)でボンカレーブランドの味の改良を3年半担当しました。その後、琵琶湖研究所の食品開発室でマイサイズブランドの製品開発に携わった後、現在の新規事業企画部に異動しました。

新規事業企画部というのはその名のとおり、レトルト事業、飲料事業に次ぐ新しい事業を立ち上げ、軌道に乗せることをミッションとしています。そこで私は大豆などの食物性のタンパク質を原料とする代替肉市場の確立を目指し、ゼロミートブランドの立ち上げから関わっています。

具体的には、ゼロミートブランド製品の改良、新規アイテムの開発、生産工程の効率化などを担当。現在はハンバーグ、ソーセージタイプ、ハムタイプを展開しています。

代替肉はすでに欧米では一般的で、世界中で盛り上がっているマーケットです。生活者のニーズが高まる中、日本発の肉代替食品のリーディングプロダクトとして市場拡大を目指しています。

印象に残っているエピソードを
教えてください

新規事業企画部は2017年12月にできた部署で、当初は部長と営業の2人だけでした。2018年4月に製品開発担当として私が加わり、営業とマーケティング、研究職の5名体制でスタートしました。ただ、7月には工場試験が決まっていたので、ゼロスタートの製品開発を3カ月足らずで進める必要があり、ワクワクと不安が入り交じる門出だったのを覚えています。

私が担当したのは、ハンバーグのデミグラスソースづくりでした。レトルト製品の開発経験はありましたが、ゼロからソースづくりに取り組むのは初めて……。朝早く出社し、試作をしては食べて、確認して改良してという日々を過ごしていました。毎日、市販のハンバーグや試作品を食べていたので、5kgぐらい体重が増えてしまいました(笑)。

その結果、なんとか工場試験までにレシピを固め、11月の発売に間に合わせることができました。無事発売できたことが本当にうれしかったですし、感動と同時にホッとしました。

職場の雰囲気や
周囲のサポートはどうですか?

営業とマーケティング、研究職が一つの部署に在籍していたので、とにかく判断がスピーディでしたね。毎週会議を行って情報をアップデートしていくので、何か問題があってもすぐに部内共有でき、問題解決に取り組めました。

何か問題が起きれば、各個人で解決するのではなく部内の問題としてとらえ、お互いが営業現場、製造現場に出向いて問題解決にあたっていました。

今後の目標、チャレンジしたいことは?

ゼロミートブランドを、「健康な生活」を叶えようとしている方に選んでもらえるブランドに育て、ゼロミートをこの市場のリーディングプロダクトとして確立したいと思っています。広く認知度を高めて、お肉を買うのか、ゼロミート買うのか、消費者の皆さんのマインドを変えていきたいですね。

入社を考えている方へ

大塚食品は新しいカテゴリー製品を開発できる環境があるので、新しいことに挑戦したい、開発したいと思っている人によい会社だと思います。私自身、入社前にやってみたいと思っていたことを思う存分にやらせてもらっています。充実した毎日を送っていますよ!

2020年10月撮影